淫行条例違反で示談 刑事事件化を回避
事件概要
インターネットで知り合い、仲良くなった女子高生と性交渉した淫行条例違反事件です。
Aさんとの関係を知った女子高生の両親からAさんのもとに連絡が入り、刑事事件化されることに不安を感じたAさんは、女子高生との示談を希望していました。
事件経過と弁護活動
女子高生の両親は弁護士に被害を相談しており、Aさんから刑事弁護活動の依頼を受けた弁護士は、この女子高生の代理人弁護士との交渉を開始しました。
女子高生の両親は、女子高生とAさんの関係が続くことを懸念されており、今後二度とAさんが女子高生に近づかないことが示談の条件となり、その内容はAさんの日常生活が制限される非常に厳しいものでした。
ただこの条件にAさんが納得しなければ警察に被害届を提出する可能性があったことから、弁護士は、Aさんの日常生活に支障が出ない範囲で、示談条件をまとめ上げて、代理人弁護士と交渉を続けたのです。
その結果、女子高生の両親に納得していただくことができ、示談を締結することができました。そして、示談の締結によって、Aさんの淫行行為が捜査当局に発覚することなく、手続きを終結できました。
解決のポイント
迅速に示談交渉を進め、双方が納得できる内容の示談を締結できたことが、今回の結果に結びついたのではないでしょうか。