【お客様の声】駅での盗撮事件 被害者との示談によって不起訴を獲得
2023年6月5日
- 罪名盗撮(大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反)
- 解決結果不起訴
- ご依頼者親御様
- 都道府県大阪府
満足度
大変満足
お客様の声
駅での盗撮事件で、被害者との示談によって不起訴を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が紹介します。
◆事件概要◆
依頼者の息子(20代男性、大学生、前科なし)は、大阪市内の主要駅において、スマートホンを使って女性のスカート内を盗撮したとして、大阪府の迷惑防止条例違反(大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反)で警察に逮捕されましたが、勾留されることなく逮捕の翌日には釈放されました。
そして釈放後に選任された弁護士が、被害者との宥恕条項のある示談を成立させることができたことから不起訴を獲得することができました。
◆結果◆
不起訴処分
◆事件経過と弁護活動◆
犯行直後に警察に逮捕されていたものの、そこで盗撮に使用したスマートホンが押収され、事実を認めていたことから、息子さんは逮捕の翌日には釈放されました。
そして釈放後に、弊所の無料法律相談をご利用いただき、親御さんの、まだ大学生の息子さんの前科をどうにか回避できないかという強い思いから弁護人として選任していただくことができました。
今回のような盗撮事件は、被害者との間で、宥恕条項のある示談を締結できるかどうかが、その後の刑事処分に大きく影響します。
特に、初犯であれば宥恕条項のある示談を締結することによって不起訴を獲得できる可能性が非常に高くなるため、担当の弁護士は、警察から開示された被害者に連絡をとり、すぐに示談交渉を開始しました。
交渉を開始した際は、被害者感情が強く、示談締結が難しそうに思われましたが、今後の生活に影響しないための条件を盛り込むなど、示談の条件に被害者の要望をできる限り取り入れることで、被害者に納得していただくことができ、最終的には、宥恕条項のある示談を締結することができたのです。
そして刑事手続きにおいても、無事、不起訴を獲得することができました。