【お客様の声】勤務先での傷害・窃盗事件で逮捕 早期釈放と不起訴獲得に成功
2023年6月19日
- 罪名傷害罪・窃盗罪
- 解決結果不起訴
- ご依頼者親御様
- 都道府県大阪府
満足度
大変満足
お客様の声
依頼者の娘(20代女性)は、ヘルパーとして老人ホームで働いていましたが、勤務する老人ホームの入居者に対して暴行をはたらき、傷害を負わせたとして、在宅で警察の取調べを受けていました。
そして警察の取り調べ中に、入居者の私物を盗んだ窃盗の容疑でも取調べを受けることになったのですが、事実を認めて、被害者に対しての謝罪や賠償を希望したことから、在宅捜査中に弁護士を選任しました。
しかし弁護活動を開始した直後に娘さんが逮捕されたのです。
在宅の任意取調べ中にすでに犯行を自供していたにも関わらず、なぜ警察が逮捕という強制捜査に切り替えたのかは分かりませんでした。
ただ勾留の要件を満たしていないと判断した弁護士は、検察庁に送致されると同時に検察官に対して釈放を訴えましたが、検察官が勾留を請求したために、弁護士は裁判官に対しても勾留の必要がない旨の書類を提出し、勾留請求の却下を求めたのです。
そしてその申し入れが認められて、娘さんは、勾留が決定せずに釈放されることとなりました。
こうして再び在宅での捜査がおこなわれたのですが、その間に、弁護士が、検察官から開示された被害者に対して示談交渉を行ったところ、傷害事件と窃盗事件両方の被害者と宥恕条項のある示談を締結することができたのです。
そしてその結果をもって、娘さんの不起訴が決定しました。